幼馴染の重岡くんと再会したい

こんにっちはー！世間はもうGWですね☺️

ちなみに私はまだGWではありません(しにたい)

そんな時こそ幼馴染の重岡くんと再会する妄想するよね！する！オッケー！します！☺️♡

〈登場人物〉

・私

大学二年生。大学進学のタイミングで上京。忙しくてまだ一度も地元に帰っていない。しげとは幼馴染で小中高と同じ。

・重岡

大学二年生。地元の大学に進学。

GWに地元に帰る時間が出来たけど、家族にだけ帰ることは伝えておいた。しげも忙しいだろうし、卒業式以来会ってないし毎日顔合わせてただけあって何か会うのも恥ずかしいというか気まずいというか。

わざわざ連絡して会うほどでも無いかなって、実家に着いて家族と大学でこんなことやってるよ〜こんなことがあったよ〜って他愛もない話してるとインターホンが鳴った。

母親に「あんた出て」と言われて玄関開けると、そこには汗だくで息切らしたしげがいた。

「ハァ…帰ってくんなら連絡くらいしろや…」

卒業式ぶりに会うしげはちょっと大人びてて、でも昔の面影はちゃんとあって黒髪で短髪でさわやかでもう好き。好きです。

「だって…わざわざ連絡するほどでもないとおもって…」

「ア？？お前っちゅーやつはほんまに！…ハァもうええわ」

「なんなのよ！？いきなり押しかけてきてもういいってなに！？」

「…お前がよォ、この町出てく時にな？何て言ったか覚えとるか？」

「え？えっと、、、あ、、」

〜〜〜〜〜

地元を出ていく時にしげが駅まで一緒に行ってくれて、「もう電車の時間だから行くね、送ってくれてありがと」て言ったら「アホ、ホームまで行ったるわ」と私が持ってたキャリーひったくって歩き出した。

「しげってそんな優しかったっけ？雪降る（笑）」

「あんなァ、馬鹿にすんのもええ加減にせぇよ（笑）」

いつもみたいに笑ってるけど、ずっと一緒だったしげとこんなやりとりするのも今日で最後かと思うとやっぱちょっと寂しい。ホームに着いて、電車を待ってる間無言になっちゃう。

「あ〜、しげも上京すればよかったのに」

「よーく聞けよ？」

「なに？」

「慣れない土地で1人で暮らすっちゅーことはそら大変やし、つらいこともあると思うけどな？なんかあったらァー、俺とかーあー流星とかは当てにならんからな？（笑）あとォ神ちゃんもおるしな。まぁしょーーもないことでも連絡しーや」

「え、、わかった、、ありがとうしげ」

「ほんま世話の焼ける幼馴染やわァーーーーー！！！！」

「うん（泣）いつもごめんね（泣）」

「泣くなや！永遠の別れちゃうんやから！な？」

〜〜〜〜〜

「思い出した…ごめん連絡しなくて」

「あんっまりにもなんも音沙汰ないから、神ちゃんとアイツ玉の輿に乗ったんちゃうかーって話しとったわ（笑）」

「それこそすぐ連絡するわ！（笑）」

「なんや、元気そうで良かったわ〜（笑）」

「顔見にきただけやから」って帰ろうとするからなんか名残惜しくて、いつも行ってた公園行かない？って誘ったら「ええよ」って。

私の初恋がしげで、中学で同級生にしげと付き合ってるって噂流された時、しげが「アイツと付き合うわけあるか（笑）」って言ってたのを聞いてからずーっとモヤモヤしてて、高校生になってカッコいいと思ってた憧れの濵田先輩と付き合ったけど先輩が受験生になってから会う時間も少なくなって結局別れて、そんな時に慰めてくれたのがしげだった。

今思うと私の隣にはいつもしげがいて、私の受験が成功した時も一緒に喜んでくれて、振られた時は悲しんでくれて、しげってほんと私の人生の一部なんだなーって考えちゃう。。

近所の公園に着いて、夏休みによく2人で乗ってたブランコに久しぶりに乗ってゆらゆらしてると「俺さァ、お前のこと好きやってんで」って突然言うからびびる。

「冗談やめて（笑）」って隣のしげ見たら、「冗談でこんなことよォ言わんわ」って笑って地面見てる。

あれ？？？？おかしいぞ？？？？この頃動悸がドーキドキ🤦🏻‍♀️🔥☄️🚑💨💨💨

「好きでもないヤツと夏休みほぼ毎日一緒におるか？普通」

「なにそれ…」

「まぁお前ははまちゃんにムチューやったからな（笑）俺のことなんて一ミリも興味なかったもんな」

「な…そんなこと言ったら私の初恋しげだもん…」

暴露しちゃった！！！！！！お母さん！！！！！！私暴露しちゃいました！！！！お墓までもっていくつもりだったのに！！！！

そしたらしげが「それってもう思い出で終わってもーた？」って言うから。。。

「俺は今もお前しか見てへんけど」

（泣）（泣）（泣）（泣）（泣）